しがみついた感情と DIY



毎年行く和歌山の王子が浜の海の石。この海の石は丸くてとてもいい。

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去年、私は2026年の6月に一旦荷物まとめて実家にもどりたいなと思ったのですが、介護や事情あってそうもできず行ったり来たりを繰り返して心のバランスを取っている状況です。自分の決めたことが、自分の行動に杭を打っているような感じですが、意味があってこうなっているのだろうと思うことにしています。

月に数日の田舎帰省で、都内で必要なものを探しにいくにも、介護でゆっくり外に出られないので作業がおもうようにすすみませんが、田舎のキッチン DIY (旦那さん作本人採点60点 )が一歩前進。これから棚をつけたり、漆喰塗りをしたり、まだはじまったばかり。


両親の老いや死から、自分の未来のことを想像できる年齢になり、お金の無駄遣いをしなくなりました。家の改築もできるだけシンプルにローコストで、自分たちでできるところはやる、そのままにしておけるものはそのままにする。できないことだけ最小限業者さんにお願いしました。

はじめての改装見積もりでは、天井をすべて抜く分をあわせた見積もりでしたが、ローコストをだいじにして、今すぐ必要ない部分 (天井を抜くなど )はけずってお願いしました。天井を抜くと寒くなること、暖房費もその分多くかかります。これは電力消費的にも環境にもよいことではないし、天井を抜いた家に住んでいる友人からも冬は寒いと聞いたので、あきらめたのです。簡単にあきらめられると思っていたのですが、帰省するたびに、天井を抜く思いは強くなり、けっきょく今になって一部だけ抜くことを再度お願いしました。

とても良心的な工務店さんですが、追加のお願いをしたのが材料高騰しはじめた直後で、最初の見積もりの全部天井を抜いて断熱材を入れる予算よりも、あとからお願いした一部だけ抜いて断熱材を入れる予算の方が高くなりました。(笑 )よくアルアルらしいです。何事も頭で考えすぎるとこうなります。

自然素材にこだわって土と藁で土壁をつくったり、近くの山の木を削って床材にしたり、時間をかけて天然の家を作るセンスのある方たちのSNSも拝見していましたが、私たちの生活形態では、環境意識のたかい住まいを作るのはむずかしいので、老後はこれくらいの広さがあれば充分に暮らせるという40平米ほどのワンルーム部分をすこし改装し、あとはゆっくりできる範囲で改装していくことにました。もともと父の書斎に使われていた部屋の天井を抜きました。その部屋の天井から、意外にもいい気が流れていて、その場所がちいさな教会のようで、 (父は無宗教 )父に感謝しました。

天井を抜いた時の大工さんはお二人とも東京からの移住組。田舎でも仕事にはこまらないそうです。職人さんはどこでも、どんな時代でも暮らしていける力がありますね。お一人は数年前まで都内のスープストッ◎トウキョーの全店舗の施工を手がけ引退し、全国色々さがして伊豆にこられたそう。今後は自分のアトリエをつくって、制作した作品を販売されていくのだそうで、どんなものを作られるのか興味津々です。いい出会いがあったので、追加発注もよかったのかな。ついでに勢いで障子戸も直そうと地元の職人さんを紹介していただいたのですが、職人さんが「この戸だってしっかりしているからまだ使えるのにね。勿体無いね」とつぶやいたのが心に残りました。私はまだ外観のこだわりにしがみついていて、本当にある物を大切にすることにコミットできていないことに気づかされました。それが DIYの楽しみでもあるので、楽しめばいいと思っていますが、結局小さなセンスにしがみついた快楽も環境を破壊させているのです。無意識に外観のちいさなこだわりにしがみついています。ですが、きっと近い未来には、小さなこだわりさえも、古い物質主義の無駄使い、執着だったことに気づける時がくるのでしょうね。本来はこだわりにしがみつくことなく自然に生きる方がずっと自然なのです。


旦那さんが私の PCに「妻はセルフビルダー」という動画を登録していました。小柄な女性なのですが、家もつくり、旦那さんのご両親の介護もされている本当にすごい方で、感動したのですが、私は母の介護が終わったら、自由に暮らしたいと思っています。そのような動画をみると、自分がそうなりそうなので削除しました。旦那さんは参考のためにみたかったのだそうで、リビングにいる時用に私のPCに登録したと聞いて、ホッとしました。旦那さんは、設計だけ建築士にお願いして、材料をカットしてもらえば、家も作れるかもと言いはじめてます。自分で作ることは、お願いするよりもずっと面白いのだと思います。

都内で近所の家が建つ様子を観察していると、設計図にのっとり材料をカットしてあるのでしょう。足場を作り、大きなホチキスみたいなものでカチンカチンと材料を止めていくとあっという間に ???家ができるようにみえるのです。味気ないといえば味気ないのですが、シンプルな家であれば、よい道具と材料を揃え、設計図に則って正確に材料カットをしてもらい、足場を作ってもらって、体力があれば、セルフビルドする人も増えるでしょうね。

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今年はいろんなことがありそうだと聞きますね。
AIロボットもすこしずつできてくるのだそうですが、最初は家でサンリオキャラクターのぬいぐるみが動くような感じになるのかな ?と個人的には予想しています。私たちが自宅介護や介護施設に入所する時期には、ロボット介護になるのではないでしょうか ?ロボットが家に車を運転して介護にきてくれたり、施設の介護士がロボットなのも想像するようになりました。不思議な気持ちになりますね。








 

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