霊性をひらく
雨の中の散歩。 岡本潔さんの本に、「雨の音を聞いているといつしか自分も雨音になった。」という文章があるのだそう。岡本潔さんの本は旦那さんが購入して、読むのを楽しみに順番待ちです。 その2日後、人づてに聞いたその一節を思い出しながら、雨の公園をビニール傘をさして散歩すると、ビニール傘に落ちてくる雨音は、一層大きく聞こえ、わたしは一気に雨音になりました。すこしのあいだ、ビニール傘をはずして、雨音を聞いてみると、雨音は思っていた以上に静かに辺りにひろがり、より一層心にしみいる音にいやされました。岡本潔さんご自身が雨音になったと言う表現の美しさを雨の日に感じることができました。 +++ スピというと言葉の印象にイラっとするかたも多いでしょうか ?では霊性というとどうでしょうか ?どちらも嫌だと思うかたもいるでしょうか。霊性という言葉にまちがった概念や余計な印象がすり込まれていると、ご自身の霊性をそのままに、一生外側のことに振り回され過ごしていくかもしれません。わたしは、「雨音と自分が一体になる」という経験も、とても霊的な世界だと感じるのです。 この間行ったワークショップで聞いたお話では、今はグーグルなど最先端の世界的企業でも、人間の内面や精神、霊性に焦点をあて、マインドフルネス瞑想などを取り入れているのだそうです。悟りに至るまでの過程や、悟りに到達している人の脳を調べて、それを AIにインプットしていくのでしょうか。 AIが悟るそのまえに、自分自身の霊性を開花させないと、 AIにのっとられて、反面では、おかしな時代になっていくのではないかとも思いはじめています。と同時に、こんな時代だからこそ、個々の方法にそって、霊性に興味を持つ人が増えているのも感じます。 +++ 霊性とはなんでしょう ? 私は、昔、自分の中のとりとめもなく大きな不安をけすために、自然に出会った方法に惹かれて霊的な分野を学びはじめることになりました。特定の宗派を持つわけではなく、苦しみをご先祖さまと神様に託し、現世御利益もふくめたお祈りを懸命にし続けました。最初はそういった誰でもがとおる道で経験をかさねるうちに、目に見えないエネルギーや波動の存在を明確に体感し、理解できるようになり、自分の器の大きさ小ささを理解するようになり、器からあふれる過剰な欲は消化されていき、祈りの質も変わり、自...



