夏至の三峯神社奥宮
三峯神社には何度も参拝させていただいていて、「いつか奥宮にも行ってみたいね」と行くたびに話していたのですが、三峯神社からさらに遠い。「ここから90分は山道歩くんだよ、行けるの?」と三峯に行くたびに旦那さんにそう言われると、言葉がでないままになっていましたが、旦那さんの仕事仲間も三峯に行ったという話から、奥の宮の話になり、気持ちがいよいよ湧いてきました。
旦那さんの誕生日は夏至。日取りもとてもよさそう。雨降り予報でしたが、前日に雨がやみそうな予報に変わったので、朝4時半に都内を出て奥宮に向かいました。旦那さんは出かけるときの下調べ力がすごいので、わたしは旦那さんの言いなりで、富士登山よりは軽装でいいけど、靴は登山靴、寒くなった時のためにはおれる衣類を持って、帽子と軍手、ステッキ必須。
三峯まで都内から車で2時間半。登山時間はゆっくり登って片道90分です。
さぁ登るぞという時には、霧雨もやんでいました。最初の鳥居まで行くと「熊出没注意」の張り紙が。鳥居の入り口には「何かあった時のために登山者は、ポストに住所名前を書いて入れて置くように」と書いてあったので、旦那さんがその用紙に書き込みをしてポストに入れる。
「クマに人がいることを知らせるために、鈴や笛を鳴らしてください」とも書かれていました。
旦那さんはリュックの鈴を鳴らし、わたしは、すこし緊張しながら、ただただ口笛を吹きながら奥宮へ出発。クマニュースを色々聞いたあとに、2人きりで山にはいるのはすこし不安だなと思っていると、後ろからマッチョな体力ありそうな男性が黒半袖 Tに登山靴でやってきて、私たちより明らかに軽快に歩かれていたので、道を先にゆずりましたら、「奥宮ですか ? 」と聞かれ、「はい」と答えると、「僕も一緒です」と言ってくださり、ものすごい安心感に包まれて、ふたたび歩き出しました。
だいぶ進んだところで、小柄な女性とすれちがいました。
私たちより先についてもう帰り道ということは、早朝時間から登ったにちがいないのですが、なれた様子で軽装だったので、巫女さんかも ??とも。
相当登ったところに作られていた階段。
多分山崩れなどで進めなくなって作られたのでしょう。それにしても、だいぶすすんだ山の中の傾斜にこれだけのものを作ることがすごいとただ感心。
朝ほぼ同時にはじめの鳥居をくぐって先に行った男性と、階段手前ですれちがいました。その男性はもうすでに帰り道です。
「上には人がたくさんいますよ」と教えてくださる。
「えっ !!!!」
そういえば、今日は日曜日だ。
富士登山のときもそうだったけど、たいそうな山でも頂上には人人人。
そして、もう一息というところで、ものすごく急な階段。
小学1年生くらいの小さな女の子と、お兄ちゃん、
ご両親とおばあちゃんの5人家族(ちなみにおばあちゃんが多分私よりすこし年上か )が
この階段をゆっくり降りてきたときにすれちがいました。
「こんなに小さな女の子が簡単なスニーカーに Tシャツズボンでここを登ったの!」とおどろきました。
最後にこの急斜面を鎖をつたって登るようになってます。
階段のその先はただの石で足がすべります。
ようやく着きました!!
行ったことないけど、「マヤ遺跡みたいだ!!」と思いました。
すごっ。よくこんな山の中に建てましたよね。いったいどうやって石を運んだのでしょう。
驚きと感動。
お宮のせまい場のはじに、 XX教会と五芒星マークの刺繍の入った薄水色のお揃いのつなぎをきた6人の集団の男性5人女性1人の方がいました。神社左右に護摩だきをされて、お供えをされ、奥宮のお掃除をされていたのでしょうか。なんの教会なのか、つなぎに刺繍されている字を読もうとしたのですが、読めませんでしたが、ちょうど色々終えて、護摩だきの火を消しているところでした。女性が「先に降りますか ?」とおっしゃったので、「いいえ、すこしゆっくりして行きます。」と答えると、「じゃぁ行きましょう」と集団で荷物をまとめてくだる準備をしたあと、神社を背に、一人一人が 「 ◎×▽××◎ホニャラホニャシュ !!」と何か唱えて、最後に手で印を占めてから、一人づつくだって行かれました。夏至だからでしょう。なんとも不思議なタイミングでお宮さんでみせていただいた光景でした。そういえば、神道系の方々が日本中の神社で祈りをして地震を鎮めているという話も聞いたことがあるので、そのような活動のグループの方々かもしれません。そして、旦那さんと2人、お宮さんからの雲景をあらためて眺めると、さぁーっと明るくなり青空がみえはじめました。とてもいいタイミングでした。
次にサッカー選手のようなスラっとした雰囲気の若い男性が軽装にアディダスのスニカーで
2人登ってきました。2人のうちの1人が、
私たちと同じ雲景をながめながら「いろんな制限にしばられてることなんて本当にちっぽけなことだね。ここは地球じゃないみたい。別世界だよ。ありがとうこんなにすごい景色をみせてくれて。どうもありがとう」と言っていたのです。そのあとお宮さんの石をなでながら、「ありがとう、こんなに素敵な場所を作ってくれて、本当に大変だっただろうな」と言っているのをきいて、涙が出そうになりました。
この景色をみて、お参りしてから下にくだって行くと、太陽の光が木洩れて、
蜃気楼がたくさんできて、それもとても素晴らしい風景でした。
その途中、さっき階段ですれちがった小さな女の子家族も。お父さんのうしろに電車のようにつながって下山していました。
さらに帰り道を進むと、 Tシャツにレギンスで簡単なスニーカーでスタスタ登ってくる女性たち、そして何と!!この山道を裸足で登ってくる女性も!!!!
すれちがいながら挨拶をして下山して行くと、今度はホラガイの笛の音が下から聞こえてきました。その笛を鳴らしながら登ってきた男性は派手なはっぴにハチマキで、この方も足は裸足です。
「すっごいですねー!!」と声をかけると「マゾ愛連です」とか何とか答えてくれたのですが、なんという名前の団体だったかすっかり忘れてしまいました。
そのあとしばらく距離をおいてから、またしても、20代と思われる裸足女子が6人くらいで列を作ってさっそうと山を登って行ったのです。いったいどうやってあそこまで裸足で歩くというのでしょう。ただただおどろきました。最後には下駄で登ってくる男性にも遭遇しました。最初の鳥居につくと、そこで脱いだと思われる簡易サンダルが8足ならんでいました。
登山用の靴とステッキで、緊張な面もちではじめの鳥居をくぐった時がウソのように、
いろんな人たちと遭遇して本当に面白い夏至の奥宮でした。
ちなみに、お宮さんのはじめの鳥居には、気をつけて登るように書かれていて、
しっかりした靴を履いて登りましょうみたいなことも書いてありましたよ。
埼玉の救助を要請した場合、けっこうお金もかかるそうです。
そのあと本殿まで行って毎年のご祈祷をすませました。
小さな子供がお父さんやお母さんの手をしっかりにぎって
家族で参拝している姿にも心うたれました。
どうもありがとうございました。
余談ですが、この日は旦那さんの誕生日で、そのあと、毎年恒例の誕生日プレゼントを買いに。参拝後、用事があり新宿に向かったついでに、新宿でプレゼントを探すと、
新宿 NEWoMANにあることがわかりました。NEWoMANにきたのは一度だけで、10年ぶりです。
夏至の誕生日を迎えた旦那さんは、新宿で「新しい男」になったというオチつきでした (笑 )


コメント
コメントを投稿