シンプルに、静けさの中に入っていく &選挙
久しぶりに実家にひとりで戻りました。
荷物を最小限にして熊鈴をつけて行きました。
携帯の充電がなくなりそうで、パソコンと携帯のない時をひとときを久しぶりに過ごしました。
携帯もない、パソコンもない時代を思い出しました。
いったいどんなふうにして時間を過ごしていただろう。
亡き父が車で田舎の駅までよく迎えにきてくれたこともおもいだしました。
自分の中に残っている古い記憶や過去の思い、未来のこと、
そういった自分の内側にあるものを噛み締めて味わう時間を、
SNSは持ち去ってしまうのかも知れません。
昭和一桁両親の世代の多くは、老後ガンや痴呆になります。
その原因を断定はできませんが、急成長する社会の中での働きすぎ、砂糖、バター、マーガリン、生クリーム、マヨネーズ、合成着色料や合成甘味料などなど原因は山ほど考えられると思います。
はたして脳の中が電磁波& SNSの他人の出来事で日々埋め尽くされてしまっている私たちの老後の状態はどうなるのでしょう。
携帯や SNSがなかった頃は、家に戻れば、テレビをみて、音楽もよくきいていたことを思い出します。
道を歩く時、電車やバスに揺られている時には、浮き沈みの多い情緒不安定な自分の感情とだただずっと一緒にいたことも懐かしい思い出です。
少なくともいまよりは窓からの風景や人をよく観察する時間があったなと思います。
私は熱中した後に一挙に冷める性質なので、SNSにも一時的には熱中したものの、最近はいい距離で付き合うことに慣れてきました。
田舎に戻った後に、音のない世界が何よりも心地よいことを再確認できました。
年齢とともに内側が満たされてくるほど承認欲求が減っていきます。
私の場合には、自分自身をよく感じる時間をとくに大切に感じはじめた50代が
大きな転換期だったと思います。
もう力んで頑張る意味は感じません。 (だからと言って怠けているのとも全く意識が違うのです )完全にいつも内なる声とともにいる。そんなふうになってきました。
静けさに満たされてくると、ただ、自分の中から「ありがとう」という声がたくさん聞こえてくるようになりました (笑 )
なるべくシンプルに生きたいという気持ちがますます高まってきたので、
まだまだ物が多い部屋の掃除をしています・
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部屋の片付けをしていたら昔書いたエネルギーの絵をみつけました。
子供の絵見たいですが (笑 )
もう少しゆっくり絵を書く練習をしようかな。。。
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good position
自分としっかりつながっているときには、
他者との距離がしっかりと取れていて、セパレーションができています。
物事はすべて中庸です。
bad position
逆に混乱しているときには、右の絵のように
他人と自分の境界線を見失っている状態です。
傷つけあったり、マーキングしたり、奪いあったり、善悪の2局化で戦ったりしています。
でも左側の絵のようにさっと自分のポジションを見つけて自分とつながるようにすると、
慣れてくれば一瞬にして自分の良いポジションを常に保つことが可能になります。
また自分の状態が整っていないときに無理に人に会ったりすることもしなくなります。
社会の中にいる経験は、とってもいい訓練になりますよね。
起きていることは全て自分の責任です。
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選挙がはじまりました。
このあいだの都知事選の盛り上がりがすごすぎて、いまは選挙してないようにも感じるほど静かです。
ネットで拾い集めて政治ニュースをみていますが、何党、東京●区、
誰かに投票したいとはまだ思えません。
私は誰に聞いたわけでもなく20年くらい前から白紙投票を思いついて、
白紙投票をするようになりました。
最近では、ネットニュースでも白紙投票がたびたび出てきますので
同じ思いの方がたくさんいらっしゃるのがわかります。
白紙投票。
なせかというと。
政治に参加するのは大切だと思うので、選挙にはちゃんと行きます。
でも、どこにも入れたくないという気持ちが本心な場合は白紙で出すことにしています。
そういう人たちが増えれば、
「誰にも、どこの党にも納得してないよ」ってことが見える化されます。
少なくとも、投票したくないのに、仕方なく投票するということと、
政治に無関心でいるといういい加減は自分にとっても良くないと思うのです。
あるとき、れいわの山本太郎さんが車の中から手を振りながら、
「あなたの1票を私にください!!」とおっしゃったので、
これは何かのご縁だと思いれいわに1票入れたことが2年ほどありました。 (笑 )
2年同じパターンで山本さんの車に遭遇したのです (笑 )
山本さん最近映像を見ていて、なんだか元気ないなと思っていたら入院されていたようでした。
政治家は体力も知力も人の何倍もないとできないお仕事だなぁと感じます。
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