目覚めの経験7 (２足歩行 )

 

クンルンネイゴンを学んだ後は田舎と東京の２拠点生活を送っていました。

モードから遠ざかったものの、洋服が好きなのことには何も変わりないものの、浄化の効果で物欲は以前の３割ほどにおちました。まだスタイリストを続けたい思いがありました。

この頃は、お世話になっていた事務所もやめ、自分で仕事を探しました。

その時の自分にあう場所を見つけて、営業に行って仕事をいただくようになり、ナチュラル系やオーガニック系のお仕事をさせていただくようになりました。

思えば、右も左もわからなかった２０代から、本当にたくさんの方々にお世話になってきました。

私は、長年２足歩行感覚で、スタイリストとスピリチュアルな世界が同時に進行していて、

どちらかに決めようとすると、自分ではなくなるという感覚が常にあります。

２足歩行については、誕生数に、カバラ11,11という数字の性質も関係あると思いますが、

数年前、豊受大神宮のせんぐう館に行った時に、(記憶が曖昧で、名前を忘れてしまいましたが、 )衣の神と治療の神が同一の神様であることを発見しました。

神々の時代から、この２つを組み合わせていた神様がいたのだと知り、私の２足歩行もようやく腑に落ちました。

いまは時代も変わり、２足だけではなく、３足、４足、、、の職を持っている方も増えています。本当に時代が自由になってきたと思います。

スピ系の興味もとどまることなく、個人セッションを再開しながら、色々なことを学んでいきましたが、クンルンネイゴンの行は２年間毎日続けた後は、わたしには辛すぎてあっさりやめてしまいました。

私はオーラリーディング、ヒーリングというクレアボヤンス (透視 )を学び、瞑想を長年続けています。もともと透視能力があったわけではないので、目を閉じて、中立な状態になり、体勢を整えて、クライアントさんの声を聞かないと、オーラの色や状況に集中することができません。

普段の生活では、目を開いていると、いかに見えている情報や状況に対して、自分の色々な思いが揺れているかよくわかりますが、透視を学んで瞑想を続けていることで、スタイリストの仕事にも面白いことが起きるようになっていました。

スタイリングの仕事でグループ構成のメンバーのスタイリングするとき、

一人一人の雰囲気を想像して衣装を探すのですが、探して持って行ったベルトや靴と同じものを、撮影当日、本人が着用してきていたことや、「あっ私これ持ってる」と言われることが度々起きました。同じものを持っていってしまうとは、スタイリングする意味はあるのだろうか ?と思ったことが何度かありました(笑 )

また、あるグループメンバーの一人一人の特性を想像するときに、何度想像しても、グループ中の２人の区別がつきにくくて、スタイリングの違いを、どうつけていいか迷いながら洋服を選びました。すると、撮影当日、その２人がお揃いのものを身につけていたのです。

２人の区別がつきづらかったのは、２人が同じものが好きで、よくお揃いを選ぶからだということがわかりました。

これも面白いシンクロニシティの話です。

東京に出てくるときに、引っ越しをするため部屋を探しました。

不動産屋の前に嵐の櫻井さんの看板が立っていて、

結果的にその不動産屋さんで物件が見つかったのですが、

その後すぐ嵐のお仕事が入ったときにも驚きました (笑 )

他には、お金がなくて困っていた時、霊能者の方に、「あなたは日枝神社だから、日枝神社に行ってお賽銭を１万円入れてきなさい」と言われ、お祈りをして１万円入れた直後、

賽銭箱に背を向けた瞬間、電話で仕事が入ったこともありました。

よく考えてみると、仕事はお賽銭を入れるよりももっと前に決まっていただろうと思うのですが、お賽銭を入れたときと電話がなった時が同時に起きたという不思議なタイミングなのです。

言われて気づいたのは、田舎でも、都内でもよく通う好きな神社は日枝神社でした。

お賽銭に１万円入れたことはそれ以来ありません。

スピ系のエネルギーワークは、洋服を購入するのと同じくらいのお金がかかりますが、興味は尽きなく、色々なエネルギーワークを学びました。

もうスピ系を学ぶのにお金をかけるのははやめようと思っていた矢先、ファッションプレスをしていた友人が、スピ系のP Rもすることになったと連絡が入りました。私はその後しばらく、半額やお試し体験でエネルギーワークショップに参加することができるようになったということもありました。

エネルギーワークはたくさん学びましたが、最近は本を読み返したり、動画を見たりする程度になりました。

 

昔読んだ本をたくさん断捨離して売ってしまった後に、また古本で書い直すことも多々あります。若い頃に読んだ本でも、経験を通して、いまになってその意味を理解できることがあります。

シンクロニシティは今も本当によく起きます。

本で読むと、シンクロは引き寄せの法則が働いているサインだと書いてあるのですが、

私に起きるシンクロニシティは、「引き寄せよう」と力んでいない時、むしろ重力がないときに頻繁に起きています。

つづく