新しい時代のタネ
まだ都知事選 ?? と思うけど笑
都知事選を機に、私の中では、物欲から思想への転換が起きたような気がします。
生きていて人生は螺旋階段状になっていると感じているのですが、
都知事選を通して、政治家の思想に共振し、ファッションに夢中になる前の、
今までよりもっと奥にある自分の芯に触れてきたようです。
まるで昔の家に戻ったような感覚になっています。
生きれば生きるほど、魂の奥にある場所にたどり着くようになっているのかもしれません。
今まで長い間選挙に感じていたことは、
立候補者の思想やその人の持つエネルギー量が伝わってこないことでした。
よくわからないまま、顔写真と公約の書かれた新聞が配布され、政見放送を聞いても今ひとつ興味がわかない。
それでも選挙に行く。
長年そんな繰り返しでしたが、れいわの山本さんや、参政党などから、
自分にも熱量が伝わってくる政治家さんがあらわれはじめました。
今回は石丸氏という強キャラが突如現れました。
石丸さんの世代でなければ、ネット戦略は思いつかなかったでしょうし
家にテレビがないので、ネット世界からピッタリきた感じです。
石丸氏の出現で若い世代が政治に関心を向けたことは大きな事実で、
過去にない新しい政治への貢献者です。
演説では「政治をもっと楽しみましょう」とおっしゃっていました。
そのおかげもあって、選挙が終わってからですが、他の方の思想も知りたくて、
動画にあがっていた候補者のネット配信をみています。
政見放送や一度演説を動画で聞いただけではわからなかったその人の思想なりを知ることができました。
これはうつみさん。
タイトルもちょっと怖いと思う方多いかな、、、 (笑 )
うつみさんの政見放送は気になっていましたが、ご職業柄、
人々の問題を背おわれてすぎているようにみえていましたが、
この動画でお考えがよくわかりました。
個人的に、うつみさんは、演説や政見放送より、この動画の対話型のほうが話を聞きやすかったです。動画内で、「自分の思想や見解があると、派閥にはどうしても入れない。」とおっしゃっていました。
医師のお立場から真剣に物事を見て伝えておられる方だと感じます。
無所属の政治家は、共通意識が重なる部分もあれば、
それぞれの職業経験値からの見解があり、思想がわかれる。
その分お一人お一人の思想は明確で伝わりやすい。
(あんのさんもこれからみようと思います。)
無所属の新しい政治家の面白さだなと思いました。
(都知事選では、うつみさん、田母神さんは気になっていたのですが、
個人的に、都知事として想像した時に、今回は都知事を想像できませんでした。 )
一人一人の思想は、その人が経験を通して、世界をみたいようにみているだけで
それ以外の何でもないと思います。
田母神さんは同動画の次の回に出ていました。
どの映像を見ても人間性がにじみ出ていると思います。
田母神さんは防衛の専門で私にはわからない話が多いのですが、
全てが表向きのきれいごとの時代になっていて、
「問題回避症候群」になっているという部分は理解できました。
外向きな完璧さを求めるあまり本当の問題をみていない。
これは現代病。
はじめて聞いた言葉ですが、
石丸さんがおっしゃっていた、対処療法より、原因療法が効果的という意味とほぼ同じ。
(個人的には田母神さんには防衛や災害を国政でやってもらいたい。太郎さんと組んで。 )
都知事選結果は何も変わらなかったようでも、色々な変化のタネをみることができました。
今回は都知事という目線の方を考えたのですが、4年後はもっと自分のみかたで、
もう少ししっかり調べてから1票を投じたいと思いました。
他者の思想に自分を委ねて熱狂したり盲目になりすぎると、
自分がわからなくなる危険がありますが
だからと言って、選挙に無関心もいけないのだなと思うようになりました。
それぞれのお立場から思想を伝える政治家が増えれば、
一市民も冷静に選択を吟味して気持ちよく1票入れることができるし、
そこから学ばせていただくことがあると思いました。
変化がゆっくり起きていく気配がします。
あらためて思想哲学の面白さも感じました。
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