介護の日課


コロナの時、父がガンであっとういまになくなり、ほぼ無計画、衝動的に母を施設から引き取って都心で一緒に暮らすようになって丸4年すぎ、5年目に突入。
ショートステイに5泊7日を月2回ですので、厳密に言えば自宅介護は3年弱ほどの経験となると思います。

母は介護度5で車椅子、トイレ、着替え、食事、すべて介護が必要です。

ショートステイは、夕方15時前後に介護タクシーか旦那さんの車で送り、

お迎えは午前中1130ころ施設へ。

ホテルと同じチェックイン、アウトの時間帯です。

 

今日の介護の日課

明け方 ◎3;22 オムツ替え 

    ◎8;30オムツ替え &暖かいタオルで全身清拭 

    朝の起床時間は旦那さんの仕事に行く時間によって異なりますが母は8-9時起床です。

    起床 着替えをして、ベッドから起こして、車椅子に乗せる。

    手足の曲げ伸ばし体操。

    それぞれ5−10回程度

    ◎9:00すぎ食事 

      漢方、カルシウム、人参 &甘酒 &レモン &バナナ&りんご酵母のスムージ

                     今朝は 豆乳オートミールにプルーン、レーズン酵母 &りんご煮 &蜂蜜,紅茶

       歯磨きをして、好きな動画を色々観る。

        NHKオンデマンドやYOUTUBE 

    ◎11;00一旦ベッドに移動して寝る

    ◎12;00オムツ替え 

    ベッドからお越し車椅子へ移動

    お昼ご飯 ご飯、豆腐の味噌汁、お漬物、大根 &さつま揚げ &こんにゃ                       

    く &昆布の煮物、ほうれん草のお浸し、卵焼き、お茶

           (旦那さんがいるのと不在では、昼ご飯を作る気力がなぜかまったく違います。

     今日は旦那さんがいないので手抜きのありあわせの昼ご飯となりました。)

    歯磨き

    ◎15時ごろまでゆっくり動画を観る

    ◎15時ー18時昼寝

    ◎18時オムツ替え

    ベッドからお越し車椅子へ。

    起きて夜ご飯 ;母だけは3食食べる。

     (お昼と同じものを少し変えて ) +いちご、りんご煮、お茶

     歯磨き &歯石とり

    ◎20時ごろまで話をしながらお茶を飲み動画を見る

    パジャマに着替える/オムツ替え

    寝る

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最近は食べ物を細かくしないと咳き込むようになったので、少し細かくして食べていますが

通常食です。

食事は1年前から自分でお箸を持って食べることがほとんどできなくなり、全介護になりました。むせこみやすくなったので、なるべく柔らかく、負担のないものを少し細かくして食べています。

母だけは一日3食しっかり食べるので、家で毎日3食違うものを一人分作るのはとても大変だったのですが、最近は、夜はお昼と同じものを少量食べてもらっています。これは助かります。

寝る時間は年々増えています。

薬はカルシウムのみ、血圧を下げる薬などはすべてこちらに来てすぐにやめました。

躁鬱はほぼなくなり、日々穏やかで、血圧はたまに高くなりますが、すぐにさがります。漢方 (松寿仙 )と人参のスムージー、食生活で体調は改善しています。


他にやることは、

◎排便 /「長沢オリゴ」というオリゴ糖をスプーン1杯朝飲むと、必ず排便が出るので、

3−4日に一度排便を必ず出すようにします。

◎月一ペースで髪の毛をきる/最近首が曲がってきたので、切るのが大変になってきています。

◎耳の掃除 &爪切り月2−3回

この他に、30分程度の訪問入浴を週2日お願いしています。

ケアマネージャーさんは月1で自宅に来ます。

往診は1ヶ月半に一度程度です。

月1回程度、旦那さんがお休みの日は、公園や食事に行ったりします。

車椅子可能で車椅子のトイレが使える場所を探します。

ショートステイの予定を決めるのは2ヶ月前。

希望の予定を組んでケアマネージャーさんに送り、返答をいただきます。

点数があって、毎月2週間利用可能ですが、

毎月利用しない場合、例えば旅行に行っている時に1ヶ月間利用するようなことも可能だそうです。

ショートステイの時には、衣類すべてに名前を書いて用意したり、持ち物を用紙記入したりする雑務があります。

ショートステイにしてよかったと思うのは、自宅で一緒にいる日が半分あるので、母の様子を観察できること。ショートステイ中にどういう介護を受けているかを知ることができ、家での介護の参考になること。母にとってショートステイが負担になるか心配をしていたのですが、ずっと施設暮らしになるより、少し変化があることでよい刺激になっているように感じられます。

これから先、寝たきりになった時に、自宅介護できるかどうかという心配がありますが、90すぎて、急に施設に入り、環境を変えてそのまま亡くなってしまうというケースもよくあるのだそうで、高齢になってからの変化は負担にもなると知りました。

コロナの時期だったのでこのまま会えなくなることや、何もできないのは嫌だと思い、施設から出して来てしまったのですが、母は環境の変化によく耐えてくれたなと思ってます。

わたし自身は、親を看取ることは経験の中でも重要なことのように感じていて、できれば母を看取りたいと思っています。母が老いて亡くなっていく細かい過程を観察して経験したいと思うのですが、どうなることでしょう。








 
















 

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