そっちに行ってはいけない世界


窓にかかっているカーテンをじっと眺めたあとにスレッズを開くと、

とにかく家にある布は(カーテンなど)全部洗う,もう着ない服は断捨離して整理すると、

家の中が驚くほどスッキリしますと書いてあるのを読んだので、すぐに家中のカーテンを剥がして洗いました。

断捨離情報は大好きですが、まだゆるみが多いのでもっと清まりかえりたいなと思い、最近

気を引き締めるように意識していたら、旦那さんに「巫女みたい」といわれ、「元々はみんな神様なんだよ」とすかさず返答しました。

いわゆる一般とは言えない私と自然にいてくれる旦那さんには感謝です。


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先日は介護日誌を書いてみました。

子育てをしたことがないので、てんやわんやですが、ちょうど3−5歳くらいの子供を保育園に預けるお母さんたちと似ている経験だなと想像します。

長年子育てや介護看護をしている方々には、これくらい誰にでもできると思うレベルのことだと思いますが、これから介護をはじめる初心者の方に少しは参考になるかな ?と思いました。


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都心で長年仕事をさせていただいており、職業柄いつもせわしなく急いでいて、物や周りの動きや情報ばかりに敏感にいて、自分自身をゆっくりとみつめたり、考えたり、時間がすぎるのをゆっくりと観察したりする時間があまりに足りなかったということを痛感しました。

介護スイッチに切りかえてから、今まで気づかなかったような部分まで浄化をする時間に恵まれ家族には本当に感謝しています。


今でも、モヤモヤは浮かんできては浄化をしていますが、前よりずっと晴れ渡ってきたのを感じます。

長年、要所要所で、静かに感覚をすませた時に、「どちらに進みますか ?」という選択があるように感じてきました。

若い頃はエネルギーが有り余り、意識は四方八方向に散乱していて、つらい経験をたくさんしましたが、年齢とともに、冷静に静まり、力みのない自然な道を選んで進むようになりました。

自分自身のなかでは、他者との比較ではなく、これが20代なのかとか、これが50代という経験なんだな、、、というその時その時の年齢的実感の意識がつねにあります。

私にとって50代はこれまでの総まとめと、断捨離、再調整と浄化の繰り返しで、自分自身をみつける年齢でした。それは60代からの第2の人生のはじまりの準備のような気がします。


20−30年前は、スピリチュアルは隠しごとのような時代で、うっすらと瞑想やヨガ、ニューエイジなどというワードがありました。

お仕事で活躍している方々から「そっちにいかないほうがいいよ」と聞くこともたびたびあり、孤独を感じつつ、私は、そっちの行ってはいけない世界という裏道をひたすら黙々と進んできたのです。ですが、今となっては、そちら側の行ってはいけない世界と言われていた道と、あっちの表道は、ちょうどクロスしはじめた時代になりつつあります。

表道にも色々な種の世界があるように、裏道にも色々な種の道があります。

SNSのおかげで、裏道に生息していた人たちが、意外にも多かったことがわかってきたこと、海外経験のある方々が増えていたり、ヨガや瞑想が流行したこと、食生活の多様性、親がニューエイジそのもので、その子供達が大きくなっていることなどいろんな理由がありますが、時代とともに、日本の学校の教育にはなかった精神性や霊性を求める人はこれからも増えていくような気がします。

あらゆることは、時の流れとともにどこかで反転する可能性があるのだなという実感をしました。

多くの人にとっては、目に見えないエネルギーや波動の世界を感知するには、鍛錬は必要ですが、コツを掴むと、その人なりの方法でエネルギーを感じる特徴が出てきます。

みえる、わかる、感じる、におう、聞こえる、おりてくるなどなど、人それぞれに違い、内側のことなので、比較しようもなく10人10色になります。

世の中で、売れてる売れてないということには全く関係なく、自分をストレートに表現できる方は、すでにそういう能力を開花しておられるのです。

この方法がいいかどの方法がいいかも人それぞれなので、どんなに自分がこの世で小さい存在であっても、自分を信じていけば自分自身を生きることになりますので、それが一番大事なことです。

どんなに偉い方が「あっちの道がいい」とか「そっちに行ってはいけない」といったとしても、たとえそれが参考になったとしても、今の自分を信頼して自分の経験して行くしかありません。

死ぬときになれば、もしかしたら、次はもっとこうしてみようなんて思うかもしれません。



先日ヴィパッサナー瞑想センターからお便りをいただきました。

ありがとうございます。

とてもわかりやすい Q&Aで、とても参考になりましたのでこちらでシェアさせていただきます。


私の中でオススメの1冊。

ヴィパッサナー瞑想は

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%AB%E6%B0%8F%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%8A%E3%83%BC%E7%9E%91%E6%83%B3%E5%85%A5%E9%96%80%E2%80%95%E8%B1%8A%E3%81%8B%E3%81%AA%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AE%E6%8A%80%E6%B3%95-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88/dp/439313284X

この本は面白くてなんども読みました。

ご興味ある方はどうぞ。



[ゴエンカ師とのQ&A ]

Food【食べ物】

Q:なぜ瞑想には菜食が向いているのですか?

ゴエンカ師:あなたが肉などを食べるとき、それが動物であれ、魚であれ、そのほかの何であれ、その生き物は一生渇望、嫌悪、渇望、嫌悪だけを生み出してきました。何はともあれ、人には渇望と嫌悪から抜けだせる時があります。ですが、このような生き物は渇望と嫌悪から抜け出すことはできません。ですから、その肉の一つ一つの繊維が渇望と嫌悪の波動を帯びています。あなたは渇望と嫌悪から抜け出したいと望みながら、その両方を取り入れているのです。その結果あなたはどのような波動を持つことになるでしょうか。このような理由で相応しくありません。


Q:菜食主義でない人もヴィパッサナーを上達できますか?

ゴエンカ師:ヴィパッサナーコースに参加すると、出されるのは菜食だけです。ですが、菜食でないものを食べたら地獄に行くだろう、とは言いません。そうではありません。何千人というヴィパッサナー生徒がそうであったように、あなたは次第に肉を食べなくなるでしょう。菜食ではないものを摂る必要がなくなったことに自然と気づくでしょう。菜食主義であるほうがヴィパッサナーの進歩は確実に早いです。


Health【健康】

Q:劣等感や優越感から、どうしたら抜け出せますか?

ゴエンカ師:それこそ、ヴィパッサナーを実践することです。すべての精神的なコンプレックスは、心の不純さです。不純さが表面に現れるのを、体の感覚で観察します。それは過ぎ去っていき、また浮上してきます。再び、あなたは観察し、また、それは過ぎ去っていきます。このようにして、これらのコンプレックスは次第に弱まっていき、最終的には生じなくなります。ただ観察しなさい。抑制や表現は有害です。ヴィパッサナーは、コンプレックスから抜け出すのを助けます。

 

Q:私はいつも不安でいっぱいです。ヴィパッサナーは私を助けてくれますか?

ゴエンカ師:もちろんです。これがヴィパッサナーの目的です。あなたをすべての惨めさから解き放つことです。不安や心配はもっとも大きな惨めさです。あなたの奥深くにある汚濁が原因です。ヴィパッサナーの修行により、これらの不純物は表面に現れていき、次第に消えていきます。もちろん、これには時間がかかります。魔法や奇跡、宗教は関係ありません。だれかがあなたに正しい道を示すでしょう。あなたはその道を歩まなければならず、すべての惨めさから自分自身を解放するために働かなければなりません。



















 

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