食/菜食〜
食べるときに脳を働かせて、冷静になり、欲望を抑制したり、制限をすることは、あとになって振り返るとものすごく役立つ経験になったとおもいます。抑制や制限をしすぎて、精神に負荷がかかり、性格がカリカリしてきたなと感じることもありました。で、誰かに批判されても、私はまったく気にしませんでした。
それもすべて経過と思っていて、マイナス部分もおおらかにものすごく長い目で観察していこうと思っていました。何をする場合にも、経過が死ぬまで続くだけなので、だれかに何か言われても、自分自身は徹底してやりたいと思っていました。何かをためす時には、自分自身と相談しながらやっていくのが大切なので、その時間は貴重な経験になります。
菜食になると敏感になったり神経過敏になりやすいかもしれません。仕事中にイライラしていたことも多かったと思います。なれるまでは経過だと思えば、それもよしとなり、気にならないと思います。
菜食をすると、上方のチャクラが開いていくといわれています。
外に向かう行為ではなく、内側に精神を集中させるための食療法です。
私自身も、人との比較や外部の動きに徐々に興味が向かなくなって行きました。かわりに、瞑想が深まり自分の意識と深く繋がっていく効果があります。
死ぬ時に経験が走馬灯のように浮かぶと言われていますが、私は、菜食、瞑想、ヨガで経験している精神的な面白さを経験できてよかったと感じると思います。
菜食になったのは、「食の瞑想」がきっかけだったので、意識が先にあって食事を変えていくことができました。15年以上9割ビーガンをして、卵は時々摂取していました。その後、爪が割れはじめたので、ちりめんじゃこと桜海老をとるようにしました。
肉体面では、ベジタリアンになってから20年は血液検査の栄養バランス問題なし、20年間風邪で寝込んだ記憶もなし。
20年以上経て、この5年ほどの間に、身長が4cmくらい縮んでいたのです。医師に「ちょっと早すぎるから、骨粗鬆症検査してみるように」と言われて検査をし、結果的には骨粗鬆症ではありませんでした。ですが、「カルシウムを身体に吸収しにくい体質なのだろう」と言われました。子供の頃は鉄欠乏性貧血でしたので、母と同じです。菜食をしていたことで、老化が早まったのか ??
このところは8割4毒抜きに変えて、魚を頻繁に摂取するようにしています。人それぞれの体質、バランスがあるので、急に肉食から菜食に変化する場合には、毎年の定期検診などはまめに受けて様子をみながら試すのも良いのではないかとおもいます。
特に女性は年齢とともに女性ホルモンが減少していきます。 (男性もですが)身体中の成分が不足していて、菜食にすると身体のバランスが崩れることもあるかもしれません。
菜食にする時には、大豆、野菜、海藻などの種類を色々バランスよく摂取することが大事だと思いますし、カルシウム不足の場合には、小魚や海藻などは頻繁にとると良いと思います。
ただ、菜食にするなら、なるべく長いスパンで黙々と続けることで、意識の変化感情の変化を経験できると思います。
ベジタリアンになってから風邪をひかなくなったことにプラスして、無駄に太らなくなりました。ベジになると、大勢で飲み食いする機会が激減しますが、一人の時間が増えるので、内向的になるかもしれません。家で一人でゆっくりと心を鎮めることが何より心地よく思えるようになると思います。
現在は8割4毒抜きの魚摂取法にして3ヶ月弱経過しましたが、食事がさらにシンプルな和食になり、気持ちがスッキリ、身体も自然に引き締まってきました。
好きなように食べて100歳超えても楽しんで生きる方もいますし、肉食で心身を健全に保つ方も世界中にいますし、人ぞれぞれで、何が良くて何が悪いかもありません。
私は気になった食事法を通じて自分の意識を浄化していくことが趣味で、経過観察は楽しみでもあります。


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